あらすじ
「貴方達は罪を犯しました
それは決して許されるものではありません
――しかし、人は間違えるものです。ですから…」
生前に取り返しのつかない罪を犯した双子の兄弟、アベムとイヴァン。
彼等は謎の存在によって、条件付きで異世界に生を授かる。
その条件とは、
罪人である自分達が、人々を救い続けること。
だが、その“救い”が何を指すのか、その基準は明確ではない。
救うたびに問われる。
それは本当に善なのか。
許されない者に、救う資格はあるのか。
旅の中で彼等は出会う。
絶望に沈む者、罪を背負う者、正義によって断罪された者。
そして、自分自身の弱さとも向き合っていく。
「世界にさ…自分にさ…絶望して全てを憎む人生なんて、
あまりにも辛いじゃないか。
どんな人間にだって、幸せを感じる権利ぐらいある。」
これは、
異世界で生きる人々と、
転生した罪人の双子が紡ぐ――
答えの出ない“独白(モノローグ)”の物語。