あらすじ

北千住の小さな病院で、月経痛に悩む高校三年生の佳子は、低用量ピルかディナゲストかを医師に相談していた。避妊のためではなく、ただ痛みから解放されたいだけ。それなのに、待合室で出会ったのは、背が高くて少し照れ屋な大学生の一朗(イチロー)。名前が野球選手と同じだと笑い、譲り合った順番から始まった会話は、すぐにカフェへと続いた。 佳子はかつて「北千住のヤリマン」と呼ばれ、ヤンキーだった過去を持つ。処女ではないし、恋にも性にも軽かった。でも、イチローと話すうちに、初めて胸がキュンとする感覚に襲われる。自分から告白し、正直に過去を明かしても、彼は「それでもいい」と受け止めてくれた。二人は付き合い始め、ディズニーランドでキスをし、佳子は「この人のものになりたい」と本気で思う。 一方、ディナゲストを飲み始めた佳子は、生理が止まることに最初は戸惑ったが、医師の言葉、現代女性が経験する月経回数は昔の9~10倍で、体に負担をかけているに納得していく。痛みが消え、勉強や日常が楽になる。 恋も深まる。でも、イチローの一人暮らしの部屋には奇妙なことが起きていた。ラップ音、足音、誰もいないはずの気配……。事故物件かもしれないと彼が呟いたとき、佳子は、その不動産屋がヤンキーの先輩、美久の父親が経営する「ミニミニ城北」だった……。

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カクヨム
カクヨム2026/01/31
  • 現在の作品「❤️低用量ピルとディナゲスト」病院の待合室で始まった、低用量ピルとディナゲストが繋いだ純粋な恋、彼女が初めて胸が疼く出会い