あらすじ
大神殿で「偽聖女」と断罪され、北の辺境“霧縁の村”へ追放されたセレナ。
派手な奇跡は起こせない、できるのは熱や痛みをやわらげる程度の地味な回復だけ。
「迷惑をかけるなら追い出す」と冷たく迎えられた彼女が、森で出会ったのは――村の守護獣ルゥ。なぜか初対面で伏せて、撫でろと迫ってくる“もふもふ”だった。
静かな暮らしを始めた矢先、村に流行り病が広がり、さらに神殿の使者が「聖女を返せ」と乗り込んでくる。
大きな魔法は封じられても、できることはある。
セレナは“ここで暮らしたい”という自分の気持ちのために立ち上がる。
追放されたはずの聖女が見つけたのは、称号ではなく、あたたかな居場所。
重いけど幸せな、もふもふ付きスローライフ開幕。