あらすじ
みさきは、仲間たちと穏やかな日々を過ごしていた。
信頼していた幼なじみ・はるとを中心に、ゆうた、健介、ななみ、淳、ミミ、まほ、莉子とともに築いてきた関係は、固い絆で結ばれていると信じていた。
しかしある日、みさきは、はるとと淳が関わっていた不正と、その隠蔽の事実を知ってしまう。
仲間たちを巻き込み、知らぬ間に多くの人を傷つけていた現実に、みさきは深く傷つき、戸惑う。
逃げるはると。
苦しむ仲間たち。
崩れていく信頼。
それでもみさきは、逃げずに向き合うことを選ぶ。
「過去は変えられなくても、未来は選べる」
そう信じ、はるとと真正面から話し合い、仲間たちと再び心をつなぎ直していく。
やがて、すべての真実は公にされ、はるとは重い責任を背負うことになる。
活動停止、周囲の冷たい視線、失われた信用。
それでも彼は、逃げずに生き直す道を選ぶ。
春。
桜のつぼみが膨らむ季節。
傷ついた過去も、後悔も、涙も抱えながら、みさきとはるとは再び手を取り合う。
「ここからが、本当のスタートだ」
壊れた関係を修復し、失敗を乗り越え、それぞれの未来へ歩き出す若者たちの再生と成長を描いた、切なくも温かな青春群像劇。