あらすじ

プロローグ 目が覚めたら、俺は草原に転がっていた。 青空、浮かぶ雲、やけに作り込まれた地形。 「……あ、これ異世界だ」 ブラック企業を辞め、コンビニ弁当を温めた直後に意識を失った身としては、察しがいい方だと思う。 問題は、その直後だった。 視界の端に、半透明のウィンドウが表示される。 【ステータス】 名前:未定 レベル:0.5 HP:-12 / 100 状態:正常 「……未定?」 いや、そこは名前だろ。 決まってないってどういうことだ。 ツッコミを入れる間もなく、空間が一瞬ノイズを走らせた。 バチッ、と視界が乱れ、次の瞬間―― 「ひゃっ!? す、すみません! 今の完全に私のミスです!」 目の前に現れたのは、美少女だった。 小柄で、どこか半透明。輪郭が微妙にブレている。 「あの……誰?」 「わ、私ですか!? えっと、その……」 少女は指を突き合わせ、申し訳なさそうに俯く。 「この世界の……バグです」 ――その瞬間、俺のHPがさらに5減った。 どうやら俺の異世界生活は、 名前すら設定されないまま始まったらしい。

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小説を読もう2026/01/31
  • 現在の作品名前未定の俺が異世界のバグと組んだら、仕様外すぎて指名手配された件