あらすじ
主人公の「僕」は、自分を怠け者だと思って生きていた。
しかしある日、「明日やろう」と決めたことは必ず失敗し、「明後日やろう」と決めたことだけが必ず成功するという奇妙な法則に気づく。
それはまるで、世界が努力ではなく“日付”によって結果を決めているかのようだった。
主人公はその法則を利用し、すべての決断を「明後日」に先送りすることで、成績や人間関係を順調にしていく。
周囲からは努力家と評価されるが、彼自身は何もしていないことに気づき、「今日」という時間を次第に避けるようになる。
やがて主人公は、現在を生きることを放棄し、すべてを二日後に委ねる人間になっていった。
そんなある日、母が突然倒れ、「助けて」とメッセージを送ってくる。