あらすじ

怪談を記録する者は、何を持ち帰るのか。 フリーライターの三好紗耶は、怪談会の記録係として呼ばれた。 語られるのは、「家」にまつわる話。 押し入れのおもちゃ。重なる部屋。寝室に来る女。 どれも「よくある話」として片付けられていく。 しかし、収録の途中、謎の音声が流れ始める。 「……この話を、自分たちの真実の話として書いてくれ、と頼まれたんです」 それは、失踪したライターNの声だった。 怪談を書く者。語る者。記録する者。 彼らは今、何の「途中」にいるのか。 失踪したNの行方を追う三好紗耶もまた、同じ呪いに絡め取られていく。 これは、終わっていない話だ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/01/30
  • 現在の作品怪談を語ってはいけない  ―蠱毒の国―