あらすじ
はるか昔、妖精と共にあった世界は、ある出来事を境に変わった。
妖精は人前から姿を消し、それでも人々はなお妖精を信仰し、利用し続けている。
世界を巡り、穢れを纏った妖精を集める男がいる。
その旅は、罰であり、巡礼であり、終わりの見えないものだった。
やがて男は、妖精の祝福を受けた少女と出会い、共に旅をすることになる。
妖精なき時代を歩く二人の旅路は、各国の信仰や思惑に巻き込まれながら、
やがて世界に隠された真実へと近づいていく。
これは、妖精を失った時代に、なお妖精と共に歩く者たちの巡礼譚。