あらすじ
この世界では、人間達とそのほかの種族達は共存している。
しかし、平和過ぎた為に人々は
くだらない事で揉め事を起こしたり、ついには人間の間で国同士の戦争が起こり始めてしまう。
治安が悪化の一途を辿り、
人々は、戦争の道具や娯楽、性奴隷として魔女達を使うようになった。
魔法を使ってはならないと法により定められたこの世界で、街や村に住む魔女たちは跳ね除けることが出来ず、虐げられるようになって行った。
_____もちろん、魔女達は酷い仕打ちを受けて赦せる筈が無かった。
魔女はプライドが高く、高貴な存在だと信じている。
自分達をコケにした人間を許せなかったのだ。
人1人ではなく、国全体を敵視し始め、
更には他の種族も巻き込んで種族別で争いが始まってしまった。
人間は自分達の愚かさに目を瞑り、誤魔化し、
反抗的な魔女やそうでないものまで火炙りにして殺害するようになる。
これがこの世界での【⠀魔女狩り 】の始まりとなった。
魔女狩りの被害は瞬く間に広まった。
そんな最中、政府は混乱を沈めるためか、魔法の使用を禁止する法律を改定した。
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揉め事での使用は禁ずるが、身を守るためやむを得ない場合は使用を許可する。
例) 暴行、物損などをされた場合
但し過剰防衛は犯罪として罪を科せられる。
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それは改悪とも取れ、政府が魔女に心を売った
脅されているなど様々な物議を醸したが、この争いを悪化させる事は無かった。
とある1人の【強く美しい紫色の髪をした魔女】が協力するようにあらゆる魔女を説き伏せた事により、この世界に少しずつ平和を取り戻しつつある。
紫の魔女が中心となって他の魔女達を鎮め、人間とも友好関係である。
…という【 魔女狩り 】の歴史が語られている。
紫の魔女は人間からも信頼を置かれるようになった。
時は進み、平和と思える日常を送る魔女達。
ユカリと共に生活を送る魔女の一人、「アカネ」は人間と魔女の混血であった。
とある事件をキッカケに、ユカリに引き取られた。彼女の元で、魔法や人との接し方を学んでいる。
そんな最中、一人の少年と出会う。
人間の血が強い混血の少年クウ。
二人の出会いから徐々に人間への嫌悪や、思想、異種間関係をどう捉えるのか、それぞれの関係が大きく変わっていく。
徐々に共存の道へと戻ると思われたが…
▶️メインキャラクター
☆アカネ
本作のヒロイン。腰まである長い黒髪に紫と紅が混じった色の瞳が特徴的。
とある魔女の子どもで、人間との混血。
ユカリ達と人里離れた館で暮らしていたが、ある日街に出る。
綺麗な花が広がる屋敷で、名前のない子どもと出会う。
「君の名前は?」
☆クウ
本作の重要キャラクター。
半分人間で半分人外。この世界での混血児は差別されたり迫害されたりしやすいので、迫害する人間達に家族とともに襲われ売り飛ばされた。
両親は死亡。当時はまだ幼かった事と、事件のショックから自分の名前すら思い出せない。
奴隷としての毎日を送る中で茜色の魔女と出会う。
「誰?ここに来ると屋敷の人に怒られるから…」
☆ユカリ
紫の魔女。紫の髪は足首まで長く、二つのおさげにしている。
何とか魔女狩りを終わらせた魔女。
一部の人間から、本当は人間を恨み反逆した魔女の中の1人だったのではと囁かれている。
争いが終わって暫くは、人間・魔女共に関わりを絶っていた。だが、ある日を境に突然人が変わったかのように誰とでも気さくに話すようになった。
とても陽気で優しく、朗らかな魔女。
「わらわはそなた達の幸せを願っておるよ。本当じゃ〜!!」
▶️本編軸の魔女達
・本編はあらすじから数年経った世界観
魔女と人間は表面上仲良くしている。一部恐怖心や嫌悪感を露骨に出すものもいる。魔女達は特に関わりを持ちたくないのか、隠居するものも多い。
・魔女は基本的に自分たちこそ高貴で存在価値があると思っている。
他の種族以外には中立的、人間には当たりが強い魔女もいる。
・魔女の中でも力の強い者はユカリの元に集められて共同生活を送っている。
ユカリが終わらせた【⠀魔女狩り 】が再び起こらないように目の届くところに置いている。ユカリには何か隠し事がある様子だが、最も偉大で魔力も知識も豊富にあるユカリに誰も逆らえず、同じ館に住むことになる。