あらすじ
明日、世界は確実に終わる。
理由は誰にもわからないし、止める方法もない。
人々は暴れない。祈らない。
ただ「最後の一日」を、静かに、好きなように過ごしている。
そんな世界で暮らす少年・ユウ。
彼の正体は――この世界を創った“元・神”。
力はすでに失われ、奇跡も起こせない。
残されたのは、後悔と、引退届を出す覚悟だけ。
「世界は今日で終わる。でも、夕飯はどうする?」
世界の終わりを一番楽しみにしている少女・ミコと出会い、
“なにもしない一日”が、少しずつ形を持ちはじめる。
これは、
戦わない神と、逃げない人間が、
終わりの前日に選ぶ「日常」の物語。