あらすじ
高校三年の湊は、
“他人と距離を取ること”を自分なりの処世術として生きている。
深く関わらなければ、期待しなければ、傷つくこともない
そう信じてきた。
ある日、ふと入った静かなカフェで、
同級生の綾瀬と偶然出会う。
言葉を交わさないまま、同じ空間で過ごした数十分。
それだけの出来事なのに、
湊の中に説明のつかない揺れが残る。
翌日、いつも通り登校すれば、
幼なじみの陽菜は変わらず隣にいて、
学校も生活も、何ひとつ変わらないはずだった。
——なのに、どこかが少しずつズレていく。
話さなくても気づいてしまう陽菜。
すれ違うたびに沈黙を残す綾瀬。
そして湊自身も、その“距離”に名前がつけられない。
何も起きない日々。
でも、確かに何かが動いていく。
踏み込みきれない三人の、
静かで、淡くて、切ない物語が始まる。
大学生が趣味で書いているものです。
至らないところあると思いますがご覧いただければ幸いです。
投稿頻度は極力早くなるように頑張ります