あらすじ
明日、世界は終わる。
理由はわからないし、誰にも止められない。
それを一番よく知っているのは――
かつてこの世界を創った、元・神さまである僕だった。
力を失い、今はただの少年として生きる僕は、
世界最終日の朝、コンビニで肉まんを買っていた。
そんな僕の前に現れたのは、
「世界が終わるのを一番楽しみにしている」不思議な少女。
「今日は何をするんですか?」
――何もしない。
それが、神さまを引退した僕の最後の仕事。
これは、
世界が終わる前日の“何でもない一日”を描く、
静かで優しい終末の日常譚。