あらすじ
放課後の旧校舎、三階の隅にある備品保管庫。そこには非公式部活動『睡眠部』の「聖域」が存在する。 部長の香先輩は、安眠のためなら手段を選ばない、美しき睡眠ジャンキー。
「静かに本が読める」という言葉に騙されて入部した僕・守は、今日も今日とて先輩の奇妙な人体実験の協力者としてノートを広げる。
そば殻、竹枕、羽毛、低反発ウレタン、アロマ……。 あらゆる物質に拒絶され、迷走を極める先輩が最後に辿り着いたのは、禁断の「生物的アプローチ」だった。
「守君、君の腕を貸してちょうだい」
究極の安眠を求める先輩と、その寝顔に翻弄されて眠れない僕。 およそ青春とは程遠い、けれど少しだけ温度の近い、放課後安眠ラブコメディ!