あらすじ
現代日本の少年・須藤英斗は、突如として剣と魔法の世界の戦場に転移する。恐怖の中で手にした純白の本――魔道書を無意識に使用し、戦場から生還。唯一の生存者として弱小国家サマルレンツ王国を勝利に導いた英雄となる。
彼を救った王国第二王子ベレントと友情を深め、魔道書の才能を開花させた英斗は、わずか数か月で一級魔道師にまで成長する。
しかし国内では魔法を憎む「対魔法教団」が台頭し、王家内部にも不穏な影が差していた。独立記念日の式典で、国王が謎の黒い魔法により暗殺され、その場にいた英斗が犯人として糾弾される。英斗は濡れ衣を着せられ追われる身となる。
ベレントは英斗を逃がすため、友好国ヴァルシュタイン帝国への亡命を手伝う。別れの言葉も十分に交わせぬまま、英斗は追手から逃れるため、馬に乗って王国を後にする。