あらすじ
高校生・空星陸は、放課後の帰り道から一転、鉄と瓦礫が広がる異世界に放り出される。
言葉の通じない異形の住人。
尽きる水と食料。
そして、理不尽な暴力。
死を覚悟した瞬間、謎の老人が放った閃光が世界を裂き、陸は生き延びるための“力”――スキルチップを託される。
その力は「惑星渡り」。
だが、制御できなければ自滅する危険な暴れ馬でもあった。
痛みと引き換えにチップを身体へ埋め込んだ陸は、暴走の末、ネオンと喧騒に満ちた別の星へ転移する。
飢えに負けて盗みを働きかけた彼を救ったのは、紫紺の瞳を持つ情報屋の少女・リラ。
「取引しよう。あんたの“惑星渡り”を、私の足として貸せ」
見返りは生存の術と、力の制御、そして――故郷“地球”への手がかり。
生きて帰るため、陸は悪魔のように賢い少女と手を組む。
こうして、星々を渡る旅の第一歩が始まった。