あらすじ
日々のストレスから逃れるようにバスに揺られて九州地方のラーメンが美味しい県を訪れた主人公。
夜行バスの苦痛から解放される。そう思いきや運転手に拳銃で左心房当たり撃ち抜かれる。余りにも無常。諸行無常とはこのこと。あっけなく散りゆく命に敬服。慎に御座候。
あまりの理不尽に周囲の視線などお構いない。主人公は胸に秘めていた感情を恥ずかしげもなくハッピーセットを初めて買ってもらった幼児のようにまき散らす。
意識が遠のいていくにつれて言いたいことも言い尽くしたし、もう死んでも仕方がないと腹をくくっていたその時。
「全てを作りかえればいいんすよ」ラムネ便で鈴の音を転がすような声音が聴覚を刺激する。