あらすじ
毎月29日は『肉の日』
【オメガバース×料理×溺愛】
場末の食堂で皿洗いとして酷使される少年ノア(18歳・オメガ)。
彼の日課は、月に一度の「肉の日」に、廃棄寸前のクズ肉をこっそり焼いて食べること。
ある雨の夜、その匂いに誘われて現れたのは、国の英雄であるアークライト公爵だった。
彼は魔獣の呪いで味覚を失い、餓死寸前だったが――ノアの肉料理を食べた瞬間、劇的に回復する。
「味がする……。俺にはお前が必要だ」
即座にノアを「お持ち帰り」した公爵様。
冷酷無比と噂された彼だが、ノアに対してだけは過保護で甘々で……?
胃袋と一緒に心まで掴まれてしまう、シンデレラストーリー!
※この作品には、性的描写、暴力描写などの表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
【登場人物紹介】
◆ノア
場末の食堂で虐げられている孤児の少年。十八歳。
オメガであることを隠して生きている。
ボロボロの服を着ているが、洗えば見違えるような可愛らしい容姿をしている。
天才的な「肉の目利き」と調理の才能を持つが、店主には認められず皿洗いの日々。
性格は健気で前向き。食べること、特に肉料理を作ることが大好き。
◆レオンハルト・フォン・アークライト
王国の北を守護する「氷狼」と恐れられる公爵。二十六歳。
類まれな身体能力と魔力を持つ最強のアルファ。
過去に討伐した魔獣の呪いにより、重度の味覚障害と拒食に苦しんでいる。
冷徹で人を寄せ付けない雰囲気だが、実は不器用で情が深い。
ノアの料理(とノア自身)に対してのみ、強烈な執着を見せる。