あらすじ

「才能なし」とギルドを追放された土導師の少女、テラ。 彼女が最果ての荒野で、寂しさを紛らわせるためにこねた不格好な土人形。 それが、大陸最強の帝国軍をたった一晩で物理的に「埋設」し、歴史から消し去る怪物(ハニワ)だとは、テラ本人すら知らなかった。 「あ、あの……私のカボチャ、踏まないで……っ」 震える少女の独り言は、意思を持つ土人形たちによって**【敵軍殲滅の勅命】と超解釈される。 地中から湧き出す数万のハニワ。音もなく土に沈んでいく鉄甲騎兵。 家へ帰りたくて流したテラの涙は、世界には【冷徹な魔将軍による勝利の凱歌】**として轟いてしまった! そんなテラに異常な執着を見せるのは、アステリア王国の第三王女、シルヴィア。 泥まみれで震えるテラの「圧倒的な神性」と「脆さ」に一目惚れした彼女は、救世主としてテラを囲い込み、黄金の檻(王宮)へと拉致監禁する。 「テラ様。貴女のような美しい神様、汚れた空気になんて触れさせられませんわ」 自分を「魔王」と恐れる帝国。自分を「神」と崇める王女。 引きこもりたい一心で掘った脱出路が、なぜか敵国の王都を陥落させる巨大陥没を巻き起こし――。 これは、無自覚な破壊神が執着王女に愛でられながら、図らずも世界を泥色に塗り替えていく勘違い戦記。

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小説を読もう2026/01/29
  • 現在の作品泥遊びのつもりが救国の魔軍将軍?〜執着王女に囲い込まれる引きこもり戦記〜