あらすじ
ブラック企業で心身を擦り切らせて死んだ青年は、目覚めると異世界の森で「銀髪の美少女・エリス」へと転生していた。
彼女が授かったのは、神から与えられた異能《終焉の腐蝕(アポカリプス)》。
触れるもの全てを塵に還し、生命を腐敗させるその力は、あまりに美しく、あまりに凄惨だった。
エリスは生きるため、そして自由を謳歌するために冒険者ギルドの門を叩く。
可憐な容姿と朗らかな笑顔で周囲を魅了する彼女だが、一歩ダンジョンに踏み込めば、そこには「死の支配者」としての顔があった。
襲いかかる魔物はドロドロに溶かし、立ちふさがる悪党は喉笛を掻き切る。
「ごめんなさい、痛いのは一瞬ですよ?……あ、もう溶けちゃった」
これは、儚げな少女が返り血を浴びながら、世界の深淵へと至るまでの、終わりなき復讐と自由の狂想曲。