あらすじ
一部のマニアの間で人気だったマイナーRPG「ゼルドラファンタジー」。
略してゼルファン。
気づけば俺は、そのゼルファンの世界に転生していた。
よりによって、雑魚ボス「ボロボドス」に。
このキャラ、作中一の嫌われ者で、主人公の幼馴染だが、敵の魔王に唆されて裏切る悪役貴族だ。
主人公にしつこく付きまとうくせに最後はあっけなく死ぬ雑魚ボスだ。
プレイヤーからついたあだ名は、白いゴキブリ。
そんなやつとして、何もせず死ぬなんてまっぴらごめんだ。
でも腐っても、俺はゼルクエRTA世界記録保持者。
原作知識とバグ技で、悲惨な運命なんて回避して前世で叶えられなかった夢を叶えてやる!
――ただ、生き延びることさえできればいいと思ってたのに。
いつの間にか勇者の代わりに「世界最強」扱いされてる!?
俺なんて大したことない、バグとか乱数調整をちょっと悪用してるだけなのに!
主人公キャラの勇者より最強扱いされるなんて、責任重すぎるだろ……。
どうなっちゃうんだよ、俺の人生。
これは、マイナーゲームのRTA世界記録保持者が雑魚ボスにせっかく転生したのに、惨めに死んでしまう未来を回避するため、バグとか乱数調整を悪用しまくっていたら、いつのまにか勇者の代わりに世界最強扱いされてた話。