あらすじ
「お前のような出来損ないは、我が家の恥だ!」
公爵家の不義の子として生まれ、フェロモンも弱く「出来損ないのオメガ」と虐げられてきたユキ。
18歳の誕生日に濡れ衣を着せられ、真冬の夜、着の身着のままで実家を追放されてしまう。
行き倒れかけたユキを救ったのは、隣国の英雄であり、冷徹無比と恐れられる『氷の騎士団長』レオンハルトだった。
「行く当てがないなら、俺のところへ来い。お前を保護する」
最強の騎士様に拾われたユキだったが、彼を待っていたのは冷遇……ではなく、とろとろに甘やかされる溺愛生活!?
しかも、ただの「出来損ない」だと思っていたユキには、国を救い、レオンハルトの「呪い」を解く『聖なる浄化の力』が秘められていて……?
【不器用で一途な最強騎士団長(α) × 健気で料理上手な追放令息(Ω)】
どん底から始まる、運命の救済シンデレラ・オメガバース。
もふもふ聖獣も一緒です!
【登場人物紹介】
◆ユキ(受)
公爵家の不義の子として生まれたオメガ。
フェロモンが弱く体が華奢なため、「出来損ない」と家族から虐げられてきた。
実は前世で過労死した日本人サラリーマンの記憶を持っている(が、性格は少し臆病で健気)。
自分を助けてくれたレオンハルトの役に立ちたいと願う。秘められた「浄化の力」を持つ。
◆レオンハルト・フォン・アイゼンヴァルト(攻)
隣国の辺境伯であり、最強と謳われる騎士団長。アルファ。
銀色の髪と蒼い瞳、彫刻のように整った顔立ちを持つが、常に無表情で冷徹なため「氷の騎士」と恐れられている。
実は代々の「瘴気の呪い」に侵されており、その影響で他者のフェロモンを感じにくい。
ユキを拾い、そのひたむきさに触れて次第に不器用な溺愛を見せるようになる。
◆フィン
レオンハルトに従う巨大な銀狼。
実は誇り高き「聖獣」であり、通常は人間に懐かないが、なぜか初対面のユキにだけはデレデレで懐いている。
ユキの護衛兼、もふもふ癒やし担当。
◆ゼクス
レオンハルトの副官。厳格で真面目な騎士。
最初はどこの馬の骨とも知れないユキを警戒していたが、騎士団長への忠誠心は厚い。
◆アルベルト
ユキの腹違いの兄。公爵家の嫡男。
優秀な弟(だと思いたくない)ユキを妬み、罠に嵌めて追放した張本人。