あらすじ
「完璧な公爵令嬢とは、時に悪役のように凛々しくあるべき」という独自の美学を拗らせ、日々「悪役令嬢」としての演技を磨き続けてきた公爵令嬢ミクル。ある日、卒業パーティーの場で婚約者であるアルヴィス王子から、身に覚えのない冤罪を突きつけられ、婚約破棄を言い渡される。
普通なら絶望する場面だが、ミクルは「これぞ悪役令嬢の華!」とばかりに、磨き上げた高笑いと傲慢な態度でこれを受諾。しかし、そのあまりに過剰な「悪役ムーブ」に会場がドン引きする中、ただ一人、隣国の第三王子兼騎士団長であるカイルだけは目を輝かせていた。