あらすじ
ロマンティック・コメディ?――そんなものは、もう終わった。
感情の鈍さは鉛以上。
そんな風見ソラが、ついに奇跡を起こした。
――彼女を、手に入れたのだ。
だが、それを見た人生はこう言った。
「――ああ、悪いな。F*ck you。
それ、シナリオに入ってない」
突如として“病”を操る力を与えられたソラは、
次々と“病んだ世界”へと放り込まれる。
滅びゆく世界を救うたび、彼は元の世界へ戻る。
そしてそのたびに、心は少しずつ壊れていく。
これは、記憶とアイデンティティ、
そして壊れた世界に残り続ける“希望”の物語。
誰もが、幸福な結末に辿り着けるわけじゃない。
どれほど足掻いても――
最後まで、その手が届かないこともある。