あらすじ
この恋は、守ってはいけない。
春乃は、長年応援してきた『推し俳優』蒼生の父・正嗣と結婚し、彼の継母となった。
穏やかな日常の中で、蒼生は春乃にだけ甘え、距離を縮めてくる。
それを「家族だから」と受け止めていた春乃だったが、次第に彼の好意は一線を越え始める。
触れてはいけない。
守らなければならない立場がある。
そう理解していながら、春乃の心は蒼生に惹かれていく。
逃げるように家を離れ、温泉街で向き合う二人。
蒼生は、かつて無名だった自分を支え続けてくれた春乃への恋心を明かす。
春乃は、自分の感情から目を背けず、選択に責任を持つ決意をする。
家族を壊す恋か。
それとも、嘘をついたままの平穏か。
これは、許されない想いを抱えた大人たちが、
それでも『自分で選ぶ』ことをやめなかった恋の物語。