あらすじ
「お断りです。今の私は、ただの店主ですから」
冤罪で国を追われた元聖女、喫茶店店主として静かに暮らすはずが――
婚約者である王太子の裏切りにより、毒殺未遂の罪を着せられ、国外追放となったリリアナ。隣国で小さな喫茶店を開き、常連客のルシアンと穏やかな日々を過ごしていた。
しかしある日、店に現れたのは、自分を捨てたはずの元婚約者・ライナルトだった。「お前が必要だ、戻ってこい」と身勝手な言葉を吐く彼に、リリアナが下す決断とは?
過去を振り切り、自らの言葉で運命を切り拓く。ハーブの香りに包まれた、逆転の恋。