あらすじ

魔法文明が極限まで発展した世界《ホロウ》。 大規模で複雑な魔法は、生身ではなく巨大な魔導機――“AB(アルカナムブレイザー)”によって発動される世界。 一方で、魔法とは異なる《タロットの異能》を授かった者は、戦争の趨勢すら左右する国家級戦力として畏れられていた。 辺境の地にある小さな集落《トート村》は、多種多様な亜人種が肩を並べて暮らす、珍しい平和の象徴だった。 その中心には、片腕を失いながらも村人に守り神として崇められる、古代のABが眠っている。 レスターは、そんな村で育ったごく普通の少年だった。 しかし、そんな日常を破壊するように、世界規模の覇権戦争を進める帝国が、村の平和を無残に踏みにじる。 侵略の炎が村を包み、非武装の村人たちは為す術なく倒れていく。 絶望の中、少年は守り神の元へ走り、誰も動かせなかったその機体に乗り込む。今まで何をしても起動しなかった守り神であるABをまさに神頼みで起動しようと試みる。 村を守るために、力が欲しい事をレスターが願うと ――その瞬間、守り神は光を放ち、長い眠りから目覚めた。 レスターだけに反応した古代のAB。 そして、同時に覚醒していた《タロットの異能力》。 なぜレスターが起動できたのか。 守り神とは何なのか。 少年の力は何を意味するのか。 村を焼き払う帝国軍に抗うため、少年は初めての戦いへ身を投じる。 だがそれは、世界の均衡を揺るがす《タロット戦争》の始まりでもあった。 片腕を失った守り神を駆り、タロットの力を宿す少年は やがて亜人諸国、帝国、そして陰謀渦巻く敵組織を巻き込む戦乱の中心人物となる――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/27
  • 現在の作品アルカナム・ブレイザー ―アルカナが交差する地、境界を越えた先へ―