あらすじ
あいつなら何言っても良い。笑って本気で怒らないから大丈夫。
この、僕【ゆいと】に向けられるクラスメイトの悪意と雰囲気に耐えきれずにいた時だった。
偶然来ていた隣のクラスの人気者【まさき】の一喝で、クラスの雰囲気がガラリと一新した。
それからは我慢も減り、友達も増えていった。
そうして、【まさき】とは親友になった。
けれど、暑い夏休み中に気づいてしまったんだ。
やっぱり【まさき】も僕のことを都合良く思っていただけ…。
沈む心と滲む膝の怪我を抑えながら、ようやく家に帰ってきた。
その夜、ふと部屋で見つけた一冊の本、そして古びた『栞-しおり-』。
そして出会った不思議なおじいさんに渡された、光る切符。
僕はそこから旅立ったんだ。