あらすじ
「黙っていれば女が振り向くイケメン。口を開けば、神すら恐れぬ傲岸不遜――」
文武両道、家柄最高、顔面偏差値SSS。
しかし、その本性は「俺のルールが世界のルール」と言い切る超絶自信家の青年・士匄(しかい)。なんとブラックホール並みに幽霊怪異を吸い寄せる特異体質!
彼に振り回されるのは、美少女と見紛う美貌を持ちながら、中身はゴリゴリの真面目ド根性な後輩・趙武(ちょうぶ)。
舞台は紀元前、神と人とがまだ同じ空気を吸っていた春秋時代。
陰陽が乱れ、五行八卦が錯綜する世界。
大臣令息・若きエリート二人は、修行や研鑽どころか、人智を超えた呪いや理不尽な神々が引き起こす怪異に次々と巻き込まれていく。
「不祥? 呪い? そんなもの――わたしの不快に比べれば些末なことだ」
本来、畏れ敬うべき対象である「神」や「怪異」を、士匄は一切忖度せず、圧倒的な知識と冷徹な屁理屈(ロジック)で容赦なく「解体」し、沈黙させていく。
一方、運命に翻弄されがちな趙武は、そんな先輩の毒気に当てられながらも、持ち前のド根性で異界の理不尽へ立ち向かうことに――。
凸凹バディが知略と執念で怪異を「支配」する!
本格中華伝奇エンターテインメント。
勝つのは神威か、人理か。
春夏秋冬をめぐる『事件』が始まる――