あらすじ
かつて、この世界は料理に救われた。 転生した四人の巨匠(日本・フランス・中国・イタリア)がもたらした調理技法は、飢えた人類に「魔物を喰らう」という唯一の生存戦略を授けたのだ。魔力を帯びた魔物肉は、人を強くし、文明を再建した。
その教育機関の名は、魔物討伐料理学校(通称:マトリョーシカ)。
「おふくろの味を、もう一度食べたい」 そんな願いを抱き、主人公は母の母校であるマトリョーシカの門を叩く。 切断(刀)と締め(ワイヤー)を極め、完璧な調理(討伐)をこなす日々。だが、彼が母の愛した「最後の一品」の正体に気づいたとき、世界の美食は一変するのであった。