あらすじ
『おい荷物持ち、貴様の装備とアイテムを置いて囮になれ』――。
大陸屈指の魔法学園にて、公爵家嫡男のパーティから奴隷以下の扱いを受けていた俺は、ある日のダンジョン実習で、想定外の化物の足止めとして身一つで置き去りにされた。
だが、彼らは知らなかった。俺の持つ単なる『収納』スキルが、死の淵で覚醒したことを。
それは、敵の攻撃すら在庫として『仕入れ』、威力を倍加させて『転売』するユニークスキル【暴利交換(プロフィティア)】。
守護者を瞬殺し、莫大な希少素材と共に生還した俺は決意する。この力で新興商会を立ち上げ、学園都市の経済も、俺を縛るすべての理不尽も支配してやると。
一方で、便利な道具を失った公爵家グループは没落の一途を辿り、焦りから「平民が成果を盗んだ」と嘘をついて俺を糾弾しようとするが……。
「泥棒め、処刑してやる!」
王族も列席する晴れ舞台で冤罪を吹っ掛けてきた元パーティへ、俺は決定的な証拠映像と共にスキル【強制徴収】を発動する。
これは、底辺から成り上がった最強の商人が、全ての権力を剥ぎ取り、嘲笑った連中を社会的に抹殺して、血の涙を流させるまでの逆転劇。