あらすじ
「愛なんて不確かなもの。信じられるのは数字と結果だけ」
大手商社で最年少課長を務める桐谷美和は、過去の裏切りにより心を閉ざし仕事に生きてきた。
周囲から「氷の女」と恐れられる彼女だったが、ある日実家の会社が倒産の危機に瀕してしまう。
必要な額は八千万円。絶望する美和に救いの手を差し伸べたのは、新人部下の四宮怜だった。
「僕と結婚してください」
その正体は財閥の御曹司であり、着任したばかりの新社長だった。
彼が提示したのは借金の肩代わりと引き換えにする契約結婚。
「借金を返済したら即離婚よ」
そう誓う美和だったが、始まった新婚生活は予想外の連続だった。
冷徹な契約のはずが、家での怜は過保護で甘い言葉を囁く溺愛夫で……!?
「あなたが可愛すぎてダメだ」
隙あらば触れてくる彼に、頑なだった美和の心も次第に乱されていく。
絶対に離婚したい妻VS絶対に逃がさない夫。
契約から始まった二人の恋の行方は──。