あらすじ
「聖女として召喚されながら、聖魔法が一切使えない」
そう断じられた少女、アリシアは王国から「無能」の烙印を押された。
彼女に与えられたのは、救済の杖ではなく、無機質な鉄の塊――現代兵器『ベレッタM9』。
「悪魔の道具」と蔑まれ、四方を敵国に囲まれた絶望の最前線「死の砦」へと追放されるアリシア。しかし、彼女の正体は、感情を排して最短で勝利を導き出す「冷徹な軍事軍師」の魂を持つ者だった。
魔法の詠唱よりも速く、騎士の剣よりも遠く、聖女の祈りよりも確実に。
アリシアが指先一つで引き金を引くたび、戦場のパワーバランスは無慈悲に塗り替えられていく。
「非効率な戦争は、私がデリート(削除)します」
これは、後に「白衣の死神」と恐れられ、戦場に真の秩序をもたらす軍師聖女の、冷徹かつ圧倒的な逆転戦記。