あらすじ
桜咲く吉野で出会った少年・童子丸と少女・さく。
大樹の下で小指を絡めたあの日から十年――少年は陰陽師・安倍晴明となり、少女は「桜姫」と呼ばれる美しい姫に成長していた。
ふたりの再会は、京の結界を喰い破る怨霊の襲来とともに訪れる。
桜姫を救うために現れた晴明の前に立つのは、姫の兄・蘆屋道満。
だが妹を守るはずの兄は禁じられた想いを胸に抱き、やがて歪んだ執着で京の境界を裂いてしまう。
怨霊が都を覆い尽くす夜。
安倍晴明と蘆屋道満、稀代の陰陽師ふたりが、桜姫を巡って激突する。
宿命の平安陰陽バトルラブロマンス。