あらすじ

十二の島が時計のように環を成す世界《十二環界》。 海流によって自由に往来ができず、時計のように周回のみ可能な島々。 そんな島々の真ん中には天にも届く塔がそびえ立つ。 その塔の名は「天塔アルカブラ」 十二番目の島からのみ行けるその塔には「魔王」が存在するという。 ただそれを見たものはいない。 なぜなら十一番目の島までしか歴史上到達できていないからだ。 その始まりの島、黎明王国アウロラで“ゆるい教師”として働くリオには、 誰にも言えない二つの顔があった。 ひとつは——王国最強と噂される第四師団の“元師団長”。 そしてもうひとつは、誰にも知られていない本当の姿。 天塔アルカブラを統べていた“魔王”の転生体。 ある日、白銀の王アーサーが学園の式典に現れ、 自らを“選ばれし勇者”と名乗った。 民が熱狂する中、リオだけが見た。 その光は祝福ではなく“破壊”の色をしていたことを。 世界を滅ぼす勇者の誕生。 世界を救う魔王の覚醒。 歪んだ運命が動き出す。 教師として生徒を守るため。 元師団長として国を救うため。 魔王として塔へ還るため—— リオは十二の島を巡る旅に出る。

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小説を読もう2026/01/25
  • 現在の作品十二環界と天塔の魔王