あらすじ

神戸惷(こうべしゅん)は、7歳の小学一年生。 妹の陽(よう)は、いつも元気で、みんなに可愛がられる存在だ。 放課後の約束、親戚の集まり、何気ない公園の帰り道――。 どれもよくある日常なのに、惷だけが少しずつ“輪の外”に押し出されていく。 誰も怒鳴らない。誰も悪人ではない。けれど優しい言葉や善意の段取りが、惷の心に小さな冷たさを残していく。 「お兄ちゃんなんだから」 その一言を飲み込みながら、惷は今日も笑う。 妹の前では、笑う。 しゅんとしてしまう気持ちは、誰にも見えない場所へしまって――。 これは、静かな日常の中で“しゅん”が積み重なっていく、ほろ苦い物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/01/25
  • 現在の作品惷くんの、しゅんとしちゃいます