あらすじ
時は戦国。
突如として空が割れ、異世界からドラゴンやオークの軍勢が襲来した。
刀や槍しか持たない日本の武士たちは、魔法という理不尽な力の前に敗北。
織田信長、羽柴秀吉、徳川家康ら英雄たちが挑んだ「金ヶ崎の戦い」での大敗を機に、日本の歴史は終わりを告げた――はずだった。
それから数年。
異世界の住人が闊歩し、ネオンと城郭が融合した日本。
かつて「第六天魔王」と恐れられた織田信長は、戦場跡でドラゴンの死体や壊れた魔導具を漁る「回収屋(スカベンジャー)」として日銭を稼いでいた。
「信長さん、マジで働いてください。今月の食費ヤバいっすよ」
相棒の明智光秀に尻を叩かれ、嫌々ながら仕事に出た信長は、ある日、墜落したコンテナの中から少女を見つけ出す。
「助けてくれたら、とっておきのお宝をあげるわ!」
「……お前、嘘ついたらデコピンな」
金と平和を愛する落ちこぼれの元・英雄が、生意気な王女と出会った時、止まっていた俺たちの歴史が再び動き出す。
魔法がなんぼのもんじゃい。
こちとら木刀一本、物理でケンカだオラァ!!
全てを失った男たちの、痛快下克上ファンタジー、開幕!