あらすじ
「役立たずの荷物持ちはクビだ」
そう告げられ、勇者パーティを追放された少年・カイト。
途方に暮れる彼が覚醒したのは、ユニークスキル【人材派遣(ディスパッチ)】だった。
「え、初回ガチャ確定? どうせハズレだろ……ポチッ」
なんと、呼び出されたのは伝説の『終焉の魔竜』!?
殺される――そう思った瞬間、カイトの目の前に契約ウィンドウが浮かぶ。
「採用。時給は経験値1500な」
「そ、そんな馬鹿なァァァ!? 我は誇り高き……体が、勝手に働く!?」
カイトは魔竜と雇用契約を結び、ブラック労働させることに成功。
彼がコタツで寝ている間に、魔竜がダンジョンを攻略し、山を消し飛ばし、報酬の7割が自動的に振り込まれる『最強の不労所得システム』が完成する。
一方、カイトを追放した勇者たちは気づいていなかった。
彼らが必死に目指していたダンジョンが、カイトの「社員」によって既に資源採掘済みであることに。
そして、魔王軍の幹部たちが次々とカイトの会社(ギルド)にヘッドハンティングされていることに。
これは、寝て暮らしたいだけのFランク冒険者が、Sランクモンスターを酷使して、いつの間にか世界経済と武力を支配してしまう、悠々自適なサクセスストーリー。