あらすじ

人生の折り返し地点は、いつの間にか過ぎていた。  最近、同世代の人たちの言葉に触れることが増えた。動画やブログで、誰かが静かに自分の人生を語っている。親との別れ、身体の不調、「自分の人生はなんだったのか」という問い。どれも他人事ではなかった。  私は長いあいだ、自分を認められなかった。もっと頑張らなければ、もっとしっかりしなければ。そう思い続けて何十年も生きてきた。  ある夜、ふと思った。もう、いいのではないか。このまま死ぬまで自分を責め続けるのは、あまりにも虚しい。決して冴えたやり方ではなかった。でも、そのときそのときで最善だと思う道を選んできた。そのことだけは、信じてもいいのではないか……。

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カクヨム
カクヨム2026/01/24
  • 現在の作品【エッセイ】折り返しをとうに過ぎて