あらすじ

イケメンの侯爵嫡男、ルティオス・リーヴェは、王立騎士団のエリート付与術士。完璧な容姿と強力なサポート魔術で、美しきヒロイン四人を最強に導く日々を送る。 だが、その魔術には隠された代償があった。他者の力を爆上げするほど、術者自身の肉体と美貌が徐々に削られ、醜く太っていく呪い級の呪い。 しかし、通常は現役引退後にその呪いは発動するのだが、ルティオスは現役の最中、その呪いを発動させてしまう。 呪いの発動を早めてしまったのは魔王復活の危機に備え、強引に強力な付与魔術を連発したせいだった。 そして、その呪い発動を象徴するようなプニプニの黄金スライム、フェイルが現れ、毒舌を吐く。 最初は頰のふっくら。次に腹の膨らみ。完璧だったイケメンが徐々に理想の形を失って、まるでスライムのようにプニプニに醜く変化していく。 そんな彼の変化に気づき始めたヒロインたち。クールなエルフ弓使いのセラフィーネ、元気いっぱいの炎剣士ラゼリーナ、高貴な第三王女エレノリア、甘えん坊の獣人ヒーラーミレティオ――それぞれが「私が弱いせいで……」と自責の念を抱き始める。 感謝は罪悪感に、信頼は執着に、愛は重い盲愛へと変わっていく。 彼女たちの瞳に宿る影は、日ごとに濃くなり、果てしなく病んでいく。 「俺はみんなの薪だ。燃え尽きるまで、みんなの炎を支え続ける……それが俺の幸せ」 ドMの自己犠牲付与術士が引き起こす、甘く残酷な曇らせ劇。 完璧なイケメンの見た目が無惨に崩れ落ちる先に、ヒロインたちは何を見るのか――?

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カクヨム
カクヨム2026/01/24
  • 現在の作品ドMのイケメン付与術士はすべてのヒロインを曇らせる