あらすじ
「君のような地味で取り柄のない女は、もう必要ない」——華やかな夜会で、五年間尽くした婚約者に捨てられた聖女リーネ。彼女の『浄化』の力が公爵家を支えていたことなど、誰も知らない。すべてを失い、夜の王都を彷徨う彼女が路地裏のゴミ箱で見つけたのは、呪いの紋章に蝕まれ、瀕死の状態で捨てられた一人の青年だった。「……助けて、くれるのか」「ええ。同じ『捨てられた者』同士、ですもの」——ゴミ箱の中で出会った二人の、再生と逆転の物語が始まる。地味で取り柄がないと蔑まれた聖女が、本当の力を発揮する時、世界は真実を知ることになる。捨てた者たちが後悔に震える、爽快ざまぁ&溺愛ラブファンタジー!