あらすじ
伯爵令嬢のリリアは、実家で「無能の人形」と呼ばれ、窓のない納戸で虐げられていた。母の形見を壊され、泥水を啜るような絶望の果てに、彼女は隣国の第一王子・アルベルトへと「生贄」として売られることになる。
「戦場の狂犬」と恐れられる彼に殺されることを願って、リリアは彼の前に膝をついた。しかし、現れたのは死神ではなく、眩いばかりの光を放つカリスマ王子だった!
「ハハハ! 素晴らしいねリリア! 君という最高の宝を手に入れるために、私はこの日を待っていたんだ!」
不敵な笑みを浮かべ、圧倒的な剣技で敵をなぎ倒すアルベルト。だが、その愛はあまりにも……重すぎた。