あらすじ

「一年後にお前を殺す」 聖女として祖国に尽くし、滅びかけた王国の希望として日々奔走していたヴァレンティーナは、同じ聖女である妹マチルダの陰謀により失脚し、婚約者であった王太子を略奪される。 処刑こそ免れたものの、彼女に下されたのは休戦中の隣国・ヴァンタール帝国へと人質同然に嫁がされる事だった。 しかもその嫁ぎ先は―――帝国内でも忌み嫌われる黒竜公爵家。 呪われた土地と帝国内でも忌避される血に塗れた一族。この家に嫁いだ者は、代々早死にしてしまうという恐ろしい呪いを抱えていた。 国にも民にも家族にも捨てられ、すべてを失ったヴァレンティーナは、もはや何も望まず、せめて最後くらい自分の意思で生きようと心を決める。 だが公爵領で対面した黒公爵の姿は、幼き日に出逢った運命の少年と酷似していた。 それは聖女としての過酷な人生を支えてきた、唯一の光。 淡い希望が胸に灯る。 ―――しかし。 彼の口から告げられたその一言で、かすかな希望は無残に砕け散る。

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小説を読もう2026/02/17
  • 現在の作品「一年後にお前を殺す」と婚約者に言われた聖女ですが、いつのまにか溺愛されるようになりました。