あらすじ
「にしても不運だったな。俺が隣の席だなんて」
「なんで?」
「だって友達ができない事が確定していて陰キャで自分に今後1年間絶え間なく話しかけてくるやつが隣なんだぜ?」
「絶え間なく話しかけてくるつもりなんだ」
「うん」
「全然嬉しいですけどね」
「え!?」
俺のこと好きなの?
「好きなわけないでしょ。陰キャ」
「え!?」
心が読めるの?
「読めるわけないでしょ」
「まじで!?」
本当に心が読めてるなら、好きなラノベタイトルを言ってみて。
「記念すべき高校生初日、どんなクラスかな隣イケメンかなとウキウキで登校したのに隣の席にいたのは髪長陰キャオタク野郎だった件について」
「そのラノベ絶対売れないからタイトル変えた方がいいぞ」
「は?ラノベ?」
あれ。ただの感想だったのか。いやそれだったらこいつは最低すぎる。頼む本物のテレパシー女子であってくれ。だとしても趣味が悪すぎるけど。