あらすじ

~地球侵略から始まった戦いは、やがて銀河全体を巻き込んでいく~ 地球暦23XX年。 地球人類は、文明の限界に直面していた。 化石燃料と各種資源の枯渇、制御不能となった環境汚染。 大気と海洋は静かに蝕まれ、自然破壊はもはや後戻りできない段階に達していた。 地球連邦はこの危機を回避するため、地上浄化計画を推進すると同時に、人類存続の礎として宇宙移民計画を正式に始動させた。 月面では複数の研究居住基地建設が進み、火星や木星の人工惑星都市には、すでに多くの移民が暮らしていた。 さらに地球周回軌道上では、国家の枠を超えた人工衛星都市国家(コロニー)の開発も本格化し、人類は初めて「地球以外で生きる文明」へと踏み出しつつあった。 ――その夜が来るまでは。 ある夜、世界各地の観測機関が異常を検知した。 地球へ向かって接近する、無数の落下物体。 夜空を切り裂くように、緑色に輝く流星群が降り注いだ。 当初、それは大規模な隕石群だと考えられていた。 だが、大気圏突入後の挙動は、自然現象とは明らかに異なっていた。 落下した「隕石」の内部から現れたのは、人類がこれまでに遭遇したことのない異形の生命体と、都市を覆い尽くすほどの巨大なマシーンだった。 彼らは警告も交渉もなく、ただ破壊のためだけに行動を開始した。 灼熱の光が街を焼き払い、建造物は崩れ落ち、人々は逃げ惑い、各国の防衛システムは次々と沈黙していく。 圧倒的な力の差の前に、人類は為すすべもなかった。 それでも、侵略は永遠には続かなかった。 数時間、あるいは数日後――異生物と巨大マシーンは、突如として活動を停止し、残骸と破壊だけを残して姿を消した。 なぜ彼らは現れたのか。 なぜ去ったのか。 その理由は、誰にも分からなかった。 だが、この夜を境に、人類ははっきりと思い知ることになる。 宇宙は、未知である以前に、敵であるかもしれない。 地球は生き残った。 しかし、人類はもはや以前と同じ存在ではなかった。 この出来事は後に、人類が宇宙と本格的に向き合うきっかけとなった最初の夜として記録される。 そして――物語は、ここから始まる。 原作 天川 航 著作 神名代 洸

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カクヨム
カクヨム2026/02/16
  • 現在の作品銀河大戦~それは、一つの星から始まった運命の戦争の物語