あらすじ
※【短編】愛されなかった令嬢の物語の長編版となります。
「婚約者を変えよう」
呆気ないその一言で、関係性は崩壊してしまった。
何のための婚約だったのか。
どうしてレイラだったのか。
仮にも公爵家跡取りだというのに、長すぎる婚約関係が災いしたのか彼は彼女の手を離してしまった。
彼女の双子の片割れは、『望んだら譲ってくれるから』と根拠のない自信によって自分から悪路を進んで行くことを決めた。
レイラは、自分の道を歩んで行く。
もう、リベリアに遠慮なんかしない。婚約者まで上げたんだから、これ以上はもう無理だ、と言えば両親だって何も言えはしない。
「私、自分の未来を自分で探すの!」
「ああそうだよレイラ、さぁ行こう!」
レイラの本当の価値を見抜いていたのは、幼馴染とその一家。
彼らからの寵愛によって、レイラの真価は発揮されていくのだった。
これは、家族からの愛を求めなくなった令嬢が、幸せを手に入れて、笑っている未来を、自由を得る物語。