あらすじ
一応4話くらいまでのネタバレになってます。できれば1話から徐々に設定を知ってもらいたいですが、あらすじ見てからも面白いと思います!
三年前――
空から落ちた黒い城によって、王都は半壊した。
人々はその災厄をこう呼ぶ。
「星喰らい」。
世界を滅ぼしかけた存在は討たれたとされている。
だがその“残滓”は、今もどこかに潜んでいると噂されていた。
そして現在。
S級冒険者試験で、正体不明の青年《レイン》が魔獣を瞬殺する。
彼の能力は異質だった。
剣を振らずに、敵の“結果”を斬る。
だがそれは、かつて世界を喰らった王の力と酷似している。
彼の正体は――ルーク。
三年前の災厄の日、生き残った少年。
右手には誰にも見えない剣。
その剣は囁く。
「お前は王だ」
力を使うたび、星の紋様が身体を侵食していく。
記憶が混ざり、感情が削れていく。
世界を救うために作られた“王の器”。
それが彼の正体だった。
一方、王家最後の血を引く少女セリアは気づいてしまう。
「あれは、王の力」
星喰らいの残滓を処刑するため、神殿騎士団が動き出す。
最強であるほど疑われる。
守るために戦うほど、王に近づく。
正体が暴かれれば、世界の敵。
それでも彼は剣を握る。
なぜなら―—。
これは、
世界を救う物語ではない。
世界の仕組みを壊す物語だ。