あらすじ
「……これが、私の最期?」
贅沢三昧の末、民衆の怒りを買い、ギロチン台に送られる運命――。
処刑を目前に控えた我儘王女アリアーヌは、偶然拾った「未来を映す鏡」に、自らの無惨な処刑シーンを突きつけられる。
死を回避する唯一の方法は、未来で自分を追い詰める「破滅のトリガー」たちを排除すること。
なかでも最大の脅威は、数年後に革命軍の英雄となる冷酷な暗殺者ギルバート。
「殺される前に、手懐けてしまえばいいのよ!」
知略と鏡の予知を武器に、アリアーヌは彼を「忠実な騎士」へと作り変えるべく、全力で救済(懐柔)を開始する。空腹の彼に食事を与え、孤独な彼に居場所を与え、惜しみない愛を注ぎ続けた結果……。
「貴女を殺していいのは、俺だけだと言いましたよね? ……逃げるなんて許さない」
鏡が映していたはずの「殺意」は、いつの間にか逃げ場のない「執着」へと変貌していて!?
処刑回避のつもりが、別の意味で逃げられない――運命改変・じれ甘ファンタジー、開幕!