あらすじ
助けられなかった。守れなかった。
綺麗な星々が夜空を照らす道で、女子高生を暴漢から助けようとして命を落とした俺——西堀千明。
無力感にさいなまれながら、俺の人生は終わった。
次に目覚めたのは、魔法が全てを支配する異世界。
レイアル・ロスバルとして生まれ変わった俺を待っていたのは、「無魔」という絶望だった。
この世界で魔法が使えない者は生きる価値すらない。
貧民街に隠れ住み、後ろ指を指される日々を過ごした。
だが、ある星空の夜に公爵令嬢のリンジー・キャメロンが魔族に襲われているところに出くわした。
あの日と同じ星空で、同じ状況。
俺は迷わず、再び同じ選択をした。
だが、俺に力はない。必殺の魔法が俺に直撃してしまった。
しかしその時、俺の体に眠っていた「真の力」が目覚める。
それは、魔法が使えないからこそ発現した、あらゆる魔法を無効化する『究極の盾』だった。