あらすじ

「国王が死にかけている。どうか城へ来てほしい」 森の庵を訪れた若き王子が目にしたのは、三十年前に追放された時と全く変わらぬ姿で微笑む聖女だった。 彼女を追放し、第一王子を毒殺して王座を奪った第二王子と、その妃。 若き王子の懇願に、聖女は冷ややかに告げる。 「勝手に滅びる人の顔を見に行くほど、暇じゃないのだけれど……付き合いますよ、王子」 彼女が携えたのは、いくつかの薬瓶と、一つの装飾された酒瓶。 それが、王宮に蠢く因縁を終わらせる「最後の毒」になるとも知らずに、王子は彼女の手を取る。 これは、美しき聖女による三十年越しの、いえ、――静かなる復讐の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/02/15
  • 現在の作品私を追放して勝手に滅びる人の顔、見に行くほど暇じゃないんですけど、……いきましょうか、王子