あらすじ
「アッセスフィグちゃん、お行儀が悪いですよ」「……うるさい。いちいち細いんだよ」
かつて世界中から祝福されて生まれた第一王子、テフララ・セントドーレ・アッセスフィグ(16)。
彼は今、猛烈な『思春期』の真っ只中にいた。
フルネームで呼ばれるのは死ぬほど恥ずかしい。
兎人種の参謀はやたらと甘やかしてくるし、
護衛は肝心な場面で役に立たない。
過干渉な父王はうざく、すべてが癪に障る。
そして何より——
幼少期に愛した『ステラうさちゃん』を
「害獣と間違えた」という理由で駆除した罪は、万死に値する!
怒りに燃える思春期王子は、
有能(?)な三人の従者を巻き込み、
前代未聞の内乱——
否、ただの王家規模の嫌がらせを計画する。